ON-7
《英語授業における生成AI活用ガイド:個別最適・協働的な学びの実現に向けて》
7/26(土)10:00-11:30
7/26(土)13:00-14:30
担当:川田牧人(かわた まきと)先生(千葉県:神田外語大学 外国語学部 英米語学科 専任講師)
使用言語:日本語・英語
主な対象:小学校・中学校・高校・大学教員
《講座内容》
児童・生徒一人ひとりに寄り添い、各々の理解度や関心に応じた指導を提供することは、すべての教育者の願いであり、みなさんもその実現に向けて日々尽力されていることと思います。しかし、限られた時間の中でこれらを実現するのは容易ではなく、多くの先生方が理想と現実のギャップに悩まれているのではないでしょうか。
本講座では、英語授業における「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現に向けた可能性をともに探るべく、生成AIやICTの特性を活かした活用事例をご紹介します。
- 英作文の添削や個別フィードバック(指定単語や文法が正しく使われているか、全体的にまとまっているか、言い換えや別表現の提示など)
- 新出単語を児童・生徒の興味や経験に結びつけたロールプレイ台本の生成
- スキル・テーマ別ステーション形式の学習用教材作成(案・例文・テンプレートなど)
- 協働編集・閲覧が可能なクラウドドキュメントの活用
など、実際の授業に応用可能なプロンプト例とその使用手順をご紹介します。教師の負担を軽減し、児童・生徒の学びを深めるための活用方法や今後の可能性について、この機会に一緒に考え、学びましょう。
※必須ではありませんが、ChatGPTのアカウントを事前に作成いただくと、講義中に内容を実際に試しながらご参加いただけますのでおすすめです。
《メッセージ》
大学教員として過去14年間、インターネット教材・モバイルデバイス・LMS・生成AIなど、英語教育におけるICTの活用について研究し、積極的に授業に取り入れてきました。2023度からはChatGPTも試行錯誤を重ねながら活用し、今では補助教材作成において欠かせないツールとなっています。本講義が、少しでも先生方の授業における生成AI応用方法の一助となれば幸いです。せひご参加ください。
《プロフィール》
神田外語大学外国語学部英米語学科語学専任講師。米国バイオラ大学大学院TESOL修士課程修了(2007年12月)。宇都宮大学大学院工学研究システム創成工学専攻博士課程修了(2025年3月)。小学3年生の時に父の仕事の関係で渡米し、ジョージア州アトランタ・カリフォルニア州ロサンゼルス合わせて20年滞在のち帰国。