《テーマ》より内容重視に、より協働的に、より対話的に "More content-based, more collaborative and more communicative"
ON-1
基調講演(無料)
《英語教育におけるICTの活用》
7/30(土)10:00-12:00 定員:100名
担当:中川千穂(なかがわ ちほ)先生(工学院大学附属中学・高等学校 英語科主任、インターナショナルクラス担任)
講座言語:日本語
《講演内容》
誰のため、何のために、どうやってICTを英語教育で活用するかを考えます。現状では、Chocolate covered broccoliの教材やゲームを活用し、本物を知っているZ世代に意欲を喚起させるのは難しいかと思います。
そこでまず、社会の変化、ケンブリッジをはじめとする教育関連企業の学習者像、Microsoftの21世紀の学習活動デザイン、AdobeをはじめとするICT企業が教育に期待すること、評価ルーブリックなどから時代の求める人物像を考察します。次に、協働学習の促進、省察の促進、海外交流を通した学びの拡大を図る実践をご紹介いたします。
また、情報の共有拡大と業務の効率化により、教員の負担軽減実践についても共有できればと思います。自立した学習者の育成をモットーにICTを活用した教育を実践することにより、Learning to learnや創造性の育成に成功した事例もご紹介いたします。学習者の成長に繋がったICT活用の実例が、皆さんのお役に立ちますよう望んでおります。
《メッセージ》
ご自身が一生懸命ICTを駆使し授業を実施し、もはや疲れてしまった、準備に時間がかかりそう、ミスしそうで心配、活用しているがなんだかうまくいかない、目標を見失った、外部の考え方に興味がある、創造的活動やプロジェクトベースの学びを積極的に取り入れたいという先生方、是非ご参加ください。私個人の活用事例や失敗事例などが、先生方のお役に立ちますと幸いです。ICTを使って業務や学びが楽にならないのであれば、使用する必要はありません。活用実践とその結果報告を通して、その有用性と効果を感じていただければと思います。
《プロフィール》
工学院大学附属中学校・高等学校 英語科教諭、英語科主任、インターナショナルクラス担任、Round Square Rep., Microsoft Innovative Educator Expert, Adobe Education Leader, Edmodo Certified Trainer, IB English B, CELTA (Pass with all A)、文部科学省認定英語教育推進リーダー。兵庫県出身。2019Cambridge English School Competition 最優秀賞受賞。映像制作授業、プロジェクトベース、ICTを活用した授業、海外交流事業を多数実践。通勤は高速道路をバイクで。